痛みが苦手(HSP)
HSPは「痛み」が苦手
HSPは敏感で繊細な方々なんですが、痛みにも敏感だと言われています。
私の中では、痛みそのものが人より大きいわけではないと思うのですが、「痛みに対する自分の中での反応(動揺)が大きいのだろう」と解釈しています。(ひょっとしたら痛覚そのものが敏感なHSPさんもいらっしゃるかもしれません。)
鈍感な人なら、「なんだか痛いな」で済むところ、痛めたシーンが何度も繰り返し思い出されたり、痛みとともに辛い記憶がフラッシュバックしたり、痛そうな映像を見ると自分まで痛くなったと感じて見れなくなったり、というところが、HSPの繊細さと痛みとの関係なのだろうと感じます。
痛みそのものよりも精神エネルギーを消耗して大変なのです。
しかし、鈍感な方々からみれば、大したことない痛みに大げさに反応しているようにしか見えませんので、昭和風に言ってしまえば、「鍛え方が足りない」とか「根性がない」とかいう表現になります。
私も小さい頃から父親にそういう言葉をかけつづけられましたので、「自分って根性無しなのかな…」と自尊心をひどく傷つけられて育ちましたが、大人になる過程で様々な経験から、これは我慢強さの問題ではないかもしれないな、と感じるようになりました。
そう、敏感で繊細なだけなのです。
社会で生きていくために必要な忍耐強さなどは、これとは別の要素であって、ちゃんと備えることが可能です。
HSPは敏感で繊細なので、多くの情報に精神エネルギーを割かれがちで疲れやすく見えますが、決して強いとか弱いとかいう曖昧なバロメータで他人と比較する必要はありません。
自分が感じとったものをそのまま受け入れ、自分を卑下することなく、自分が過ごしやすいように環境の方を整えて過ごすことが、HSPが自分を大切にするために重要だと思います。

KARAKAL(カラカル)のラケットにこだわるバドミントンプレイヤー。HSP(Highly Sensitive person)であると同時にカフェイン過敏症。
バドミントンライフの記録を中心に、HSPさんとして日々感じることなどについても記事を書きます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません