【バドラケ感想】世界最軽量のBN60(カラカル)の秘密はワンピース構造!
新しいバドミントンラケットを探しているあなたへ
バドミントンプレーヤーにとって、言うまでもなくラケットはとても重要です。
そして同時に「新しいラケットを試す瞬間」が、最もワクワクする時間ではないでしょうか?(プレーヤーの方なら必ず共感していただけるはず…^^)
KARAKALの製品は、軽量で質も良く、最近人気がでてきています。
しかし、取り扱っている代理店が限られているために、量販店などで実際に手にとってみる、といったことが難しく、「ネットなどの通販で買ってみてからでなければ感覚が分からないため、なかなか手を出せずにいる…」というプレーヤーの方も多いのではないでしょうか?
そんな方々のために、実際に使用してみた感想等をお伝えしたいと思いますので、今後のバドミントンライフの参考になればと思います。
BN60(KARAKAL)
BN60
(画像:カラカルジャパンより引用)
「世界最軽量のバドミントンラケット」として売り出された超軽量ラケット。
60gしかないそうです。
通常、ラケットのグリップ部分は木でできているのですが、同じ金属によりフレーム、シャフト、グリップまでを一体化させることで軽量化と同時に高い強度を実現することに成功したらしいです。
元グリップを剥いでも木ではなく、つなぎ目もありません。
公式によるとこれを「ワンピース」構造というそうです。
某人気漫画の”ひとつなぎの大秘宝”みたいで夢がありますね(笑)
重さは6Uという超軽量ラケットです。
中央やや上のグレーがBN60
(画像:カラカルジャパンより引用)
そして、デザイン。
軽量化のためかほとんど塗裝されておらず、素材そのものの黒い色がベースです。
カラーバリエーションはいろいろあるようなので、黒をベースに、好きなカラーを一色追加するような感じで選べると思います。
使用感としては…
軽量ながらも若干トップヘビーのバランスにしてあるので、意外としっかり振れます。
ワンピース構造はダテじゃない。軽いのにしっかり打ち返せる反発力があります。
コントロール抜群!思った通りにスイングすることができます。
とにかく軽い。あらゆるトリックショットが打てる気がする。(※個人差があります)
といった具合でしょうか。
なんだかすごいラケットでした。
こんな強烈に軽いラケットは初めてでした。ラケットワークが上手い方が使えば、手首だけでかなりのショットが打てると思います。
ただし、とにかく(いい意味でも悪い意味でも)軽いんです。
スイングスピードが凄まじいぐらい早くなりますので、スマッシュスピード自体は上がります。
が、物理の法則には逆らえず、ヘッドの自重が小さいので、球に重さがでにくいです。
「反発力はあるが、シャトルをつぶす力が弱い」と言った方が正確かもしれません。
球が軽いので、一生懸命スマッシュを打っても、フレームだろうがなんだろうが、とりあえず相手のラケットにさえ当たれば、かなりの確率でネットを越えて返ってきます(笑)
一発で押し込むバズーカのようなスマッシュではなく、バルカンのように軽いものを連射するつもりで戦う必要があると思います。
ダブルスの前衛など、スピードと手数で勝負できるポジションに持ち込むのも一つの活かし方だと思います。
レシーブについては文句ないです。
これ以上にギリギリまで球を拾えるラケットはないと思います。
攻撃を捨てて鉄壁の守備に特化する、なんてプレースタイルもこのラケットなら実現できるかもしれません。
強度についてですが、さすがにこれだけ軽量化しているため、「接触したらほぼ折れる」と考えた方が良いです。
私が最初に購入したときは、22ポンド程度で張っていたにもかかわらず、ヨネックスの3Uラケットの一撃で折れました。
次に購入したものは、体育館が狭く、コートと壁の間が近かったため、ギリギリの球をとろうとしてラケットが壁に接触しただけで折れました。
ダブルスに持ち込む場合は、ある程度出費を覚悟した方がいいのかもしれませんね(笑)
終わりに
以上、いかがだったでしょうか。
このような特徴を参考に、どういった使い方をするのかを考えたうえで選んでいただくのがよいと思います。
なお、これは余談ですが、BN-60でスイングスピードが速くなりすぎたせいか、
「ガットにシャトルがつき刺さって抜けなくなる」というハプニングを経験したのはこのラケットならではだと思います(笑)
それではよりよいバドミントンライフをお過ごしくださいね!^^

KARAKAL(カラカル)のラケットにこだわるバドミントンプレイヤー。HSP(Highly Sensitive person)であると同時にカフェイン過敏症。
バドミントンライフの記録を中心に、HSPさんとして日々感じることなどについても記事を書きます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません