【バドラケ感想】TATTOO800KAL(カラカル)の激しなりを体感!!
新しいバドミントンラケットを探しているあなたへ
バドミントンプレーヤーにとって、言うまでもなくラケットはとても重要です。
そして同時に「新しいラケットを試す瞬間」が、最もワクワクする時間ではないでしょうか?(プレーヤーの方なら必ず共感していただけるはず…^^)
KARAKALの製品は、軽量で質も良く、最近人気がでてきています。
しかし、取り扱っている代理店が限られているために、量販店などで実際に手にとってみる、といったことが難しく、「ネットなどの通販で買ってみてからでなければ感覚が分からないため、なかなか手を出せずにいる…」というプレーヤーの方も多いのではないでしょうか?
そんな方々のために、実際に使用してみた感想等をお伝えしたいと思いますので、今後のバドミントンライフの参考になればと思います。
TATTOO 800KAL(KARAKAL)
TATTOO800KAL
(画像:カラカルジャパンより引用)
黒をベースにしたシンプルなデザイン。
カラカルの製品の中で一番シャフトが柔らかく設計されています。
そして同時に最もトップヘビーなバランスで作られています。
つまり、「ヘッドが重くてよくしなる」というラケットのパワーを最大限引き出す形で設計されています。
重さは3Uで、軽量ラケットではありません。
一番左上の黄色が800KAL
(画像:カラカルジャパンより引用)
そして、デザイン。
過去に紹介したM-TEC70を反転させたようなモノクロなデザイン。
【バドラケ感想】カラカル軽量ラケットならM-TEC70がダントツ!!
私はこのカッコよさに魅かれて購入し、数ヶ月の間これ一本で練習してみました。
感想を要約すると…
打感が柔らかいので楽に打てます。
シャフトのキックポイントがヘッド寄り(シャフトのしなる場所がヘッドに近い)なので、ショットに角度がつきやすいです。
シャフトのしなりでスマッシュが楽に打てますので、球が上がると全てスマッシュが打ちたくなります。(※個人差があります)
シャフトがよくしなるので、ガットのテンションが低いと、シャトルの初速は遅いしコントロールは悪いしで使い物になりません。
逆に、ガットのテンションを高く張ると、スマッシュスピードやコントロールなどの本来の力を発揮します。
シャフトが柔らかいので、かなり高テンションにしても手首や肘への負担が少なくて済みます。
実際に使ってみると、トップヘビーでよくしなるので、シャフトが思いっきりシャトルを飛ばしてくれているのが感じられます。
「飛ぶ」というより「グンと飛距離が伸びる感覚」といった方が近いかもしれません。
コート奥に追い込まれた場面でも、思いっきり振れば奥まで返球でき、ゲームをリセットすることができます。
使ったその日から違いがでるので、かなりのパワーラケットだと思います。
その代わり、トップヘビーであることと引き換えに、小さくコンパクトにスイングすることが難しいです。
主にレシーブ時のヘッドの動かしやすさに差がでると思いますが、空気抵抗は少ないので慣れれば素早く振れます。
パワーがあるのでレシーブがよく飛び、相手のヘビースマッシュでもラケットが押し負けずに打ち返せます。軽量ラケットにはないメリットです。
また、よくしなることの裏返しで、ラケットの面がよく動いてしまうため、微妙なコントロールが難しいときがあります。
このラケットでは、ガットのテンションをかなり高く張らないと、コントロールが思い通りにいかないと思います。
「細かいことは関係ない!バドミントンはパワーだ!自分は思いっきりぶっ飛ばせるラケットがいい!」
という方にはチャレンジする価値ありだと思います。
一方、「ラリーの中で一球一球のコントロールで戦っていきたい」というタイプの方は、ラケットに振り回される可能性が高く、オススメできません。
どちらにせよ、特徴がはっきりしているラケットなのは間違いありません。
パワータイプの長所をさらに補強する形で使用するのもいいと思います。
実践的なトレラケとしてもいいかもしれません。
また、非力なプレーヤーがこういったラケットを使用して強打のイメージを磨くといった使い方もできるかもしれません。
このような特徴を参考に、どういった使い方をするのかを考えたうえで選んでいただくのがよいと思います。
また、似たタイプのモデルとして、TATOO900KALというラケットも発売されています。
気になる方はこちらの記事を読んでみてください。
【バドラケ感想】TATTOO900KAL(カラカル)で個性を発揮!
※現在は廃版で手に入りません。とてもいいラケットだったのですが…
それではよりよいバドミントンライフをお過ごしくださいね!^^

KARAKAL(カラカル)のラケットにこだわるバドミントンプレイヤー。HSP(Highly Sensitive person)であると同時にカフェイン過敏症。
バドミントンライフの記録を中心に、HSPさんとして日々感じることなどについても記事を書きます。
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