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BG66ultimaxとBG66forceを徹底比較してみた(バドミントン、ガット)

バドミントン, ガット

BG66ultimax(アルティマックス)とBG66force(フォース)を徹底比較してみた

 

人気のガット

今日は、バドミントンプレーヤーの中でも人気の細ゲージ、BG66アルティマックスとBG66フォースを比較してみます。

どちらのガットもメインで使用していた時期があり、実際に長く使用してみた感想に基づくものです。

悩めるプレーヤーのガット選びの参考になればと思います。

 

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性能表示(ヨネックス)

商品のパッケージに記載されている項目とパラメータは次のとおりです。

(低1←→10高)

反発耐久打球音衝撃吸収コントロール
BG66アルティマックス10610810
BG66フォース1069910

 

どちらも人気なだけあって、高性能なガットです。

パッと見た感じ、どちらも特徴はほとんど同じですが、ヨネックスとしては、打球音衝撃吸収で差をつけているようです。

アルティマックスの方が打球音が良く、フォースの方が衝撃を吸収してくれる、というのが一つの見方です。

ポイントは人それぞれですが、一つの基準として、

打った打球の音で調子が上がるタイプの人は、アルティマックス。

あまり硬すぎず少しでもソフトな打球感が好きな人は、フォース。

と言えるでしょう。

 

ゲージの太さ

ヨネックスは現在、0.61mm~0.75mmまでの太さのガットを販売しています。

基本的には縦も横も同じ太さで張り上げるのが一般的ですが、縦と横でガットの太さを変えている商品も発売されています。

一般的に、

ガットが細いほど反発が強くなるといわれますが、同時に、ガットが細いほど耐久力が低く切れやすくなります。

下の一覧をみると、アルティマックスもフォースもかなり細い方の部類のガットですので、どちらも耐久性は高いとは言えません。

そして、アルティマックスとフォースには太さにおいては規格上差がないといえますので、太さにより比較することはできません。

(細い)

0.61mm

0.65mm ★BG66アルティマックス、フォース

0.66mm

0.67mm

0.68mm

0.69mm

0.70mm

0.75mm

(太い)

 

値段

技術や気温や管理状況にもよりますが、一般的に、ガットが細く、耐久性が低いということは、ガットが切れやすく、張り替えの回数が多くなるということです。

通常、お店でガットを張る場合、「ガット代+張り代」の合計を支払うことになりますが、張り代はお店によって異なりますので一概に比較できません。

実費であるガット一本分の値段で比較してみると、ヨネックスの公式ホームページ上の定価はこちら(2018年現在)

 

BG66アルティマックス 1300円+税

BG66フォース 1300円+税

 

ということで、定価上は、値段に差がないということになります。

あとは、お店でセールをしているとか、ロールで買うと安いとか、流通価格により値段が決まりますので、値段で単純に比較することはできない、と言えるでしょう。

 

耐久力(長期間使用の場合)

一般的には、細いと切れやすいという理屈です。

しかし、どちらも使用してみた感想としては、伸びやすさ(テンションキープ力)が違うと感じます。

結論から言うと、

アルティマックスの方が、伸びにくい(テンションキープ力が高い)ため、早く切れやすい。

フォースの方が、伸びやすい(テンションキープ力が低い)ため、たるみやすく、切れにくい。

と私は感じました。(※あくまで個人が使用した感想です。)

 

例えば、ガットを25ポンドで張ったとします。

理論上は、張りたての瞬間が25ポンドの力を発揮しますが、ガット伸び縮みを繰り返すうちにだんだんと伸びてきてしまいますので、それ以後は、25ポンドよりどんどんテンションが落ちてきます。

伸びにくいガットは、テンションが下がりにくい分求めるテンションを発揮し続けてくれますが、ずっと張りつめたままなので、より切れやすくなります。

伸びやすいガットは、テンションが早く落ちてゆるくなります。ゆるくなると、求めるテンションを発揮できませんが、その分切れにくくなります。

 

商品の耐久力としてはどちらも「6」と表示されていますが、実際に長期間使用してみると、このような耐久力の差を感じたところです。

 

カラー(耐久力にも影響あり)

カラーリングについてですが、アルティマックスの方が販売実績が長いためか、カラーバリエーションが豊富です。

好きな色でテンションを上げたい、という方は、アルティマックスの方が断然選択肢が多いでしょう。

ただし、ガットの耐久力というのは、もともとの真っ白な状態で計測していますので、混ぜ物である塗料を加えるほど、劣化していくのが早いそうです。

特に、人気の黒ガットなんかは、もっとも劣化が早く、テンションキープ率が落ちるのも早いそうです。

アルティマックスの良さは高反発なので、黒ガットにすると、その良さを殺してしまうことになりがちです。

カラーについては白が最も性能を発揮しますので、カラーでアルティマックスを選ぶ場合は、ある程度性能を差引いて考えた方が良いと思います。

 

打球音

打球音については、ミートの仕方などによりますが、パカン!と乾いた高い音がするのは、やはりアルティマックスの方だと思います。

いい音のショットをバンバン打てば、音で相手にプレッシャーを与える効果も期待できると思います。

ただし、高い金属音を出すようなテンションでプレーできる選手は上級者ですし、高い音が出したくてテンションを上げ過ぎると手首などの故障につながりますので、気をつける必要があります。

また、張りたての打球音がいつまでも持続するわけでもありませんので、どこまでこだわるかは検討すべきところだと思います。

 

衝撃吸収(→スマッシュの伸びにつながる?)

衝撃吸収力については、性能上、フォースの方が優れているとされています。

これは、材質の違いによるものだと思われます。

ヨネックスの公式ホームページ上、フォースの方には、

「衝撃吸収ナイロン(ナノアロイⓇ)適用」

と書かれています。

この「ナノアロイ」というのは、東レ株式会社の技術をガットに応用したものだそうで、通常時は硬いプラスチックなのに、衝突などの急激な衝撃がくるとゴムのように変形して衝撃を吸収する、という驚きの技術です。

参考に↓

TORAY ナノアレイ(耐衝撃性)

 

これをガットにコーティングすることによって、アルティマックスとの差が発生していると考えられます。

打った瞬間の感覚を比較するとこんな感じです。

アルティマックス→打ってすぐに弾き飛ばす、シャトルがあまりガットに食い込まず跳ね返りが早い

フォース→打った瞬間、一度柔らかく沈んでから跳ね返す、シャトルがガットに食い込んでシャトルを潰す感覚がある

 

 

※スマッシュとの関係について(私見)

フォースのうたい文句は、「キレのあるヘビースマッシュ。」です。

これが、アルティマックス好きの人がフォースを使ってみたくなる理由だと思います。

スマッシュのスピード(速さ)は、反発の強さです。

アルティマックスでもフォースでも反発が強いので、打った瞬間のシャトルの「初速」は他のガットより断然早いです。

しかし、コートの一番後ろからロングスマッシュを打った時、初速は早くても、相手に届く頃には失速してしまう人がいます。

ラケットのスイングスピードやパワーが足りないのに、細いガットを高テンションで張った場合にこうなりがちです。

スマッシュの「重さ」はスピードと異なり、シャトルの羽がしぼんだ状態で相手のラケットに届くかどうかがポイントになります。

羽がもげたシャトルは、羽がしっかりしているシャトルよりも、打ったときに重く感じることをイメージしてもらえればわかると思います。

そのシャトルをしぼませる(潰す)ためには、ガットとシャトルが接したときにできるだけシャトルを潰す必要があります。

高反発のガットを張っても、自分のスイングスピードが遅いと、シャトルを潰す前に、シャトルが跳ね返って逃げてしまいますので、スマッシュを打ってもすぐに羽が開いて失速します。

短距離のドライブ合戦では勝てても、ロングスマッシュだと簡単にレシーブされるタイプのプレーヤーはこのパターンの可能性があります。

この点、ナノアレイという技術によって、ガットがシャトルをくわえこむ時間が、フォースの方がアルティマックスよりも長くなりますので、フォースの方がスマッシュの威力が増す、というウリになるのだと思います。

というのが私の私見です。

あくまで個人の感想ということで。

 

コントロール

コントロールについては、どちらも満点で、コントロールは良いです。

この二つのガットでコントロールに差がつくとすれば、打った瞬間の球持ち時間の差に慣れるまでにミスが出るくらいで、アルティマックスにしろフォオースにしろ、慣れた後のコントロールは他のガットよりも断然優れていると思います。

どちらに慣れるかという差に過ぎないでしょう。

 

総括

以上、様々な項目からBG66アルティマックスとBG66フォースを比較してみましたが、いかがだったでしょうか。

どちらも人気で甲乙つけがたく、こちらがオススメ、ということはなかなか言えませんが、このような特徴を知った上で、フィーリングが合う方を選ぶといいと思います。

 

バドミントンは道具選びも楽しみの一つです。

この記事がみなさんの参考になれば幸いです。

 

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KARAKAL(カラカル)のラケットにこだわるバドミントンプレイヤー。HSP(Highly Sensitive person)であると同時にカフェイン過敏症。
バドミントンライフの記録を中心に、HSPさんとして日々感じることなどについても記事を書きます。

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