HSPの回復アイテム(耳栓)
人間嫌い…?
私は幼少期から活発な子で、校訓であった「文武両道」に沿うように、部活も勉強もなんでも一生懸命やりましたし、班長や委員長なども引受けることが多かったです。
決して人間を嫌いではありませんでしたし、よくしゃべり、よくはしゃぎ、みんなと過ごすのは楽しいと感じていました。
しかし、帰宅して一人になると、いつもいろいろな出来事を何度も何度も思い返してしまい、次の日に仲間に会う時までには、なぜか疲労困憊。
昨日まで仲良くしていた仲間でも、なんとなく心の距離をとってしまいがちでした。
このような経験が続いてから、なんとなく「自分は人間嫌いなのかな…?」と感じるようになり、だんだんと大勢で過ごすことを避けるようになりました。
今では、ごく少数の人間と深い付き合いをするのみで、社交のための会合や飲み会には出席していません。
そんな自分を、どこか「人間嫌いで社会に適応できていない」と否定的にとらえてしまっていました。
しかし、HSPという概念を知ってからは、「そんなことはないんだよ」と自分に言ってあげられるようになりました。
繊細で敏感であるからこそ、たくさんの情報を受取ることができ、それによって疲れてしまうだけで、様々な考え方や個性をもつ人間そのものに嫌気がさしているわけではなかったのです。
そして、一つ学びました。
毎日受ける刺激を減らすことができないのであれば、刺激を受け過ぎた自分の体を大切に回復してあげることが大事なのだ、ということです。
HSPの回復アイテム(耳栓)
HSPの方々は、とても感受性が強く敏感です。
大勢の人間の中で過ごすと、それだけたくさんの刺激を受けます。
そして、一日の終わりには、刺激にさらされ過ぎてクタクタに消耗してしまいます。
私の場合、特に耳が疲れてしまいます。
会議や自己主張の激しい人間の相手を繰り返した日は、自宅で家族がテレビを見ているだけで、耳が痛くなります。
小さな音があまり聞こえなくなったりすることさえあります。
テレビって、なんとなくつけっぱなしにしがちだと思いますが、ものすごい情報量なんですよね。
番組からCMまで、目立って惹きつけるために様々な試行錯誤がされていますので、敏感な人間にとっては刺激が強すぎるものも少なくありません。
そんな私が日々の回復に役立てているのは、「耳栓」です。
寝る時や、一人でいるときに、しっかりと耳栓をします。
これをするようになってから、精神的な消耗がかなり軽減されるようになりました。
人並みに社交をしたりしても、夜耳栓をして神経を休ませることでしっかり回復できるようになりました。
一口に「耳栓」といっても、いろんな商品が発売されています。
HSPの方は繊細な方が多いので、色、形、やわらかさ(さわり心地)、大きさなど、自分の耳にあったものを選ぶのが大事です。
さらに、左右でも耳のサイズは違いますので、左右で違ったものを使用するのもいいかもしれません。
自分のフィーリング(ワクワク感)を大事にして選ぶと、日常に定着しやすいと思います。
自分がHSPだと感じている方は、試しに耳栓をして休憩してみたらどうでしょうか?
もし神経が休まるようであれば、これまでの生き辛さが軽減されるかもしれません。
是非試してみてください。
今日はそんな感じです。
ありがとうございました。

KARAKAL(カラカル)のラケットにこだわるバドミントンプレイヤー。HSP(Highly Sensitive person)であると同時にカフェイン過敏症。
バドミントンライフの記録を中心に、HSPさんとして日々感じることなどについても記事を書きます。
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