【バドミントン】図解!誰でもできる!グリップエンドを太くする方法!!(保存版)
バドミントンラケットのグリップエンドを太くする方法
バドミントンをプレーしている方で、汗をかきやすかったりして、グリップがすっぽ抜けそうになった経験のある方は多いのではないでしょうか。
また、「上級プレーヤーの方のラケットのグリップのエンドが妙に太いけど、あれってどうやってるんだろう?」と、気になっていたりしませんか?
ラケットがすっぽ抜けるのを防止するためにグリップエンドを太くすること自体は知られていますが、太くする方法は人によって様々です。
例えば、テーピングやアンダーラップをぐるぐるまいたり、タオルグリップをぐるぐるまいたり、ウェットグリップを何重にも巻いたりしてコブを作ったりします。
しかし、あまり考えなしにグリップエンドを重くすると、ラケット全体のバランスが崩れてトップライトになってしまい、打球感が変わってしまうこともあります。
(あえてバランスを変えるためにそうしている場合もあります)
また、テーピングやアンダーラップは薄いので、厚みを出すためにはたくさん巻く必要があり、何本もラケットを持っている方は、ラケットごとに同じ太さに調整することが難しいといったこともあります。
私は、グリップエンドを太くするにあたり、できるだけラケットのバランスの変化が少なく、かつ、何本でも簡単に同じ太さを再現できる、という点を重視した結果、今回ご紹介する方法でラケットをカスタマイズしています。
ぜひご参考にしていただければと思います。
準備するもの
まず、画像のとおり、3つのものを準備してください。
1.グリップエンドサイズアップ用のテープ
2.アンダーラップ
3.ハサミ
※グリップエンドのサイズアップ用のテープについて
今回、グリップエンドのサイズアップ用のテープは、「キモニー」というメーカーが販売しているものをご紹介しています。
一つ数百円程度です。2本入りです。
1本でグリップエンドが2周でき、それが1袋に2本入っています。
失敗しても1袋買っておけば予備としても足ります。
スポンジ製なので、とても軽く、ラケットバランスに影響がでにくいです。
ラケットのグリップをはがす
シールが貼りつきやすいように、グリップキャップを綺麗にしておく必要があります。
新品のラケット購入時に最初から巻いてあるグリップ(いわゆる「元グリップ」)をはがす人は、画像のようにすべてきれいにはいでおくといいと思います。
※元グリップをはがない場合は、元グリップのうえから同じ作業を行います。
グリップエンドの端に沿ってシールを巻く(1周目)
シールは裏表両面に両面テープが張ってありますが、画像のように両面の保護テープを同時にはがしながら巻いていくことをお勧めします。
黄色い保護テープをはがさずに巻くと、スポンジがうまく八角形に沿って貼りつかず、綺麗に仕上がりにくいためです。
1周すると、このようになりますので、ぴったりとはまるようにハサミで斜めに切り取ります。
スポンジは引っ張れば少々伸びますので、ほんの少し短めに切っても大丈夫です。
逆に、長さが余ると、重なってしまって高さが一定でなくなりますし、見た目も悪くなってしまいますので注意が必要です。
1周目がうまくいくと、大体こんな感じです。
うまくはまるようにカットすればとても奇麗に仕上がります。
グリップエンドのサイズアップ用シールの上に重ねて巻く(2周目)
1周目で厚みが十分な方は、このステップは飛ばして構いません。
1周では厚みが物足りない方は、先ほど切り落とした残りの部分を、1周目の上から同じように貼り付けます。
最後の部分の処理も同じです。
2周目も綺麗に巻けると、大体こんな感じになります。
両面テープをアンダーラップでコーティングする
グリップエンドのサイズアップ用のテープを巻き終わった後は、その状態で何度もグリップテープを交換をしたりして長く使っていきますので、グリップテープが張り付いたりスポンジが削れたりしないようにケアしておく必要があります。
また、キモニーのグリップサイズアップ用のテープには、両面テープが張り付けてありますので、ゴミがついたりしないようにコーティングしておく必要があります。
まず、画像のような長さ(大体グリップエンド1周分程度)にアンダーラップをカットします。
そして、カットしたアンダーラップの短い辺を2回折った状態にします。
折りたたんだアンダーラップを、引っ張りながらゆっくりと両面テープに巻きつけていきます。
あえて外にはみ出すように巻きつけると、アンダーラップがうまく側面に回り込んでくれます。
ここまでできれば、グリップエンドのサイズアップは完了です!!
自分ルールでグリップテープを巻く
あとは、お好みの太さにグリップを調節して巻いていきます。
私は細いのが好みなので、このままグリップを巻きますが、もっと太くしたい方は、アンダーラップを巻くなどして太さを調節してください。
これまでやってこられたグリップの太さ、巻き方で大丈夫です。
ヨネックスのウェットグリップが、割とよく伸びるので巻きやすいと思います。
こんなに綺麗にできました!
これですっぽ抜けを心配することなく思いっきりスマッシュを打つことができますね!!
終わりに
いかがだったでしょうか。
バドミントンのラケットやグリップに関しては、それぞれのプレーヤーの個性やこだわりが強く現れますし、グリップテープ一つとってみても、様々な材質のものが販売されています。
グリップエンドを太くすることが必ずしも上達の条件ではありませんが、違った条件の道具を使ってみることで、新たな発見が得られることも確かです。
いくつもの試行錯誤を重ね、自分なりのこだわりのルールが確立できてくるといいと思いますよ!
ぜひいろいろとチャレンジしてみて、さらなるレベルアップを目指してくださいね!!

KARAKAL(カラカル)のラケットにこだわるバドミントンプレイヤー。HSP(Highly Sensitive person)であると同時にカフェイン過敏症。
バドミントンライフの記録を中心に、HSPさんとして日々感じることなどについても記事を書きます。
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