【カフェイン過敏症】死に至ることも!あなたは大丈夫?(前編)
【カフェイン過敏症】死に至ることも!あなたは大丈夫?(前編)
【カフェイン過敏症】死に至ることも!あなたは大丈夫?(中編)
【カフェイン過敏症】死に至ることも!あなたは大丈夫?(後編)
「カフェイン過敏症」のあなたへ
珈琲や紅茶など、カフェインを含む飲み物はタバコやアルコールなどのように制限されることなく当たり前のように販売されており、趣向品として日常に深く根付いています。
しかし、「カフェインにより健康が損なわれやすい体質がある」ということをご存知でしょうか。
この記事を読まれているということは、あなたは少なからずカフェイン摂取したときに違和感を感じているということでしょう。
ちなみに私はカフェインが体に合わない体質(カフェイン過敏症)のようで、カフェインをとると様々な症状があらわれます。
特に、HSPの方には、カフェイン過敏症の方が多いようです。
カフェイン過敏症は健康診断などで明らかになるものではありませんので、以前の私は、自分が「カフェインに過敏である」ということすら考えたことがありませんでした。
知識がなかったため、珈琲を飲むたび、常にどこか体調不良や精神的な違和感を感じながらも、「そういうものなのかな」となんとなくやり過ごしてしまっていました。
その結果、人生のある時期において、仕事のストレスと珈琲の飲みすぎで精神的にバランスをくずしてしまったこともあります。
そんな経験から、一人でも多くの方に、カフェインは誰でも体に合うものではないを知ってもらいカフェインと上手に付き合うきっかけとなることを願い、カフェイン過敏症の立場からこの記事を書いています。
もしかしたらカフェインが効きすぎているのかも…? まずは自分を知りましょう
人間も生物ですので、自分の体調に対する直感を持っています。
これがとても大切です。
なんだかおかしいなぁ…
なんとなく気になってる…
みたいな微妙な体のサインがありますよね?
これがなにより大切になってきます。
まずは自分の体質を知ることです。
ぜひ自分に当てはめながら読んでいただき、もし思い当たる節があるようでしたら、カフェインとの付き合い方を見直していただくことで、きっと人生の質が変わると思います。
「カフェイン」ってどんなもの?
カフェインといえば、
- 疲労感を軽減し集中力がアップ → 仕事や勉強のお共に
- 代謝がアップ → 運動前やダイエット目的で
- リラックス効果 → 休日や休憩のお共に
といった形で、私たちの生活に深く根付いています。
多くの方にとっては、デメリットよりもメリットが勝るため、問題にはなりません。
それでは、「カフェイン過敏症の方にとっての」カフェインとはどういった存在なのでしょうか?
カフェインとは、そもそも
「コーヒーノキが自分を食べる虫から身を守るために作りだした毒素」
だそうで、害虫がコーヒーノキを食べてカフェインを摂取したことにより死にいたることもあります。
つまり、カフェインは、生き物を内側から攻撃するための成分なのです。
もうこの時点でも、相性の悪い人はやられてしまいそうですよね。
喫茶店・カフェなどのおしゃれな雰囲気のおかげで、珈琲や紅茶はおしゃれな飲み物、というイメージがありますが、含んでいる物質は、もともとは害虫を殺すための毒なのです。
つまり、一般的な耐性を持った方にとっては、「少し気分が高揚する程度で日常生活に支障はない物質」ですが、「カフェイン過敏症」の方にとっては、摂取量を間違えば「日常生活に重大な支障が発生しうる(最悪の場合死に至る)刺激物」ということなのです。
まずはこれを理解しましょう。
あなたはどうですか? カフェイン摂取による症状チェック
お酒が分かりやすいですが、肝臓が強く、アルコールの分解が得意な人は、お酒は趣向品として楽しめます。
が、お酒が体に合わない人は、吐いたり倒れたり様々な症状が現れます。
カフェインも同じで、飲んだ時にいつもの自分と違って不快に思う部分があるようであれば、カフェインもしくはその量が自分に合っていない可能性があります。
以下、いくつか参考にあげてみますので、思い当たる項目がある場合は、あなたはカフェイン過敏症かもしれません。
大事なのは、「他人と比べてどうか」ではなく、「自分がどう感じているか」です。
体の声に耳を傾けてあげてください。
(カフェインを摂取したときの感覚)
(身体編)
- 珈琲1杯程度の量で、気分が高揚して夜中でも眠気を感じない
- 動悸、息切れがする
- 呼吸が浅くなったり息苦しく感じる
- 吐き気、めまいがする
- 頭痛がする
- 瞳孔が開く
- 目を見開きがちになり、視野が狭くなる(周りの景色に意識がいかなくなる)
- 手や足が震える
- 肩や腕・手に力が入って力んでしまう
- 知らないうちに歯を食いしばってしまう
(精神編)
- 気分が高揚してハイになり、普段ならできないようなことができる気がしてくる
- 口数が増える(多弁になる)
- 多弁になっていることに妙な違和感・自己嫌悪感がある
- 不安を感じやすくなる、心配しやすくなる
- 緊張しやすくなる
- 昔の嫌な記憶を思い出しやすくなる
- 小さなことが異様に気になってしまう
- 一つのことに執着しがちになり融通が利かなくなる
- 完璧主義になり、他人への許容量が小さくなる
- 失敗したときに落ち込みやすくなる
- なんだかフワフワして心と体のバランスがあっていないような不快感を感じる
- 思い通りにならないとイライラしやすくなる
- 物事のスピードが遅く感じてイライラしやすくなる
- 焦燥感にさいなまれる
- 集中力が増しすぎて表情が乏しくなる
以上はあくまで例ですが、カフェインを摂取して活動が活発になる代償として、このような症状があまりにひどい場合は、カフェイン(もしくは量)が体に合っていない可能性があります。
摂取する食品に十分な注意をしながら生活してみる必要があるでしょう。
次回は、私の経験をもとに、カフェインが体に合っていないにも関わらず、それを知らないがために大量に摂取し続けた結果どうなったのかを記事にしてみます。
具体的なイメージをもっていただく参考になればと思います。
(次回へ続きます)
【カフェイン過敏症】死に至ることも!あなたは大丈夫?(中編)

KARAKAL(カラカル)のラケットにこだわるバドミントンプレイヤー。HSP(Highly Sensitive person)であると同時にカフェイン過敏症。
バドミントンライフの記録を中心に、HSPさんとして日々感じることなどについても記事を書きます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません