自尊心を高め続ける(HSP)
自尊心が低くなりがちなHSPさん
HSPさんは、とても良心的で物事にコツコツと取り組むのですが、その性質のおかげで、現代社会においてはつまづきやすいです。
情報量の増加により多くの刺激を受けることでボーっとしてしまったり、人付き合いを苦手に感じてしまったり、スピード感のある情報処理ができなかったり、マルチタスクを苦手に感じてしまったり…
と、現代社会の様々な場面で、生きづらさを感じます。
必ずしも能力が劣っていることが理由でもないのに、自分がHSPさんであることを知らないまま、
「自分はどうしてこうなんだろう。あの人はもっとうまくやれてるのに…」
と、他人と自分を比較し続け、自分を卑下し、ついには自尊心が低くなってしまいます。
自分がただそこにいればいい、と思う
HSPさんは、生きづらさや失敗体験を繰り返し経験することで、自分なんてそんなもんだ、という負の学習をしてしまいがちです。
自尊心が低くなると、社会生活の質はどんどん低下していきます。
インターネットで検索すると、「自分を好きになるコツ」とか箇条書きで羅列してありますが、一度下がった自尊心を回復することはそう簡単ではないと感じます。
ゆっくりと、自分の心と向き合い、現実を確認したり受け入れたりしながら少しずつ心を温めることが大事だと思います。
自尊心が低下し、気持ちが苦しいときは、すぐに楽になりたくて、特効薬のような魔法の言葉を探してしまったりしますが、
名言、格言のようなものを栄養ドリンクのように一気に飲み干して一時的に元気になったとしても、それはすぐに大きく振り戻ってしまいます。
自分を愛する気持ちを、精神の血肉になるよう肥やしとし、自分の人格として組み込んで育てていくことには時間がかかります。
特効薬などない、ということを知り、受け入れていくことが大切な第一歩のような気がします。
HSPさんは、自尊心、自己肯定感が失われないよう、日々自分の気持ちには注意を払う必要があると思います。

KARAKAL(カラカル)のラケットにこだわるバドミントンプレイヤー。HSP(Highly Sensitive person)であると同時にカフェイン過敏症。
バドミントンライフの記録を中心に、HSPさんとして日々感じることなどについても記事を書きます。
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