相手のして欲しいことがわかってしまうときの注意点(HSP)
HSPは相手のして欲しいことがわかる
HSPさんなら共感していただけると思いますが、いろいろな相手と関わっていると、相手の様子を見ているだけで、「きっとこうして欲しいんだろうな」「こうすればきっと喜ぶな」「こうなればこの人はもっと良くなるな」ということがたくさん頭に浮かんできます。
HSPさんには、高度な情報収集力がある結果、相手からはっきりとお願いされなくても、して欲しいこと、必要なことがわかってしまうという特性があります。
「頼まれたこと」と「察していること」を区別する
忙しくなってくると、
どうしてこんなにやるべきことが多いのか!
と思います。
そこでいったん落ち着いて、やるべきことリストを紙に書き出してみると、気づくことがあります。
それは、
「本当にやるべきこと」
と
「やるべきことだと自分が勝手に思い込んでいること」
が混在していることです。
「本当にやるべきこと」は、
- 明確に指示がだされていること
- 明確に人から頼まれていること
- 人と約束したこと
- 締切のあるもの
などがあります。
他方、
「やるべきことだと自分が勝手に思い込んでいること」
は、
- 相手に頼まれていないのに、自分の気持ちでしてあげたいこと(より良くしてあげたくて、喜ばせたくて、心配でほっとけなくて、可哀想で…などなど)
- 相手に必要だと気づいてしまったこと(ただし、相手は必要だと気づいていない)
- はっきりとは指示がでていないけど、ここまでやってあるともっと喜ばれるだろうと察していること(+αの部分)
といったものが多いです。
HSPさんはマルチタスクが苦手と言われますが、こういった要素も影響しているのだと思います。
いつも頭の中が忙しく、やることが多くて混乱しがちなHSPさんは、これらが混在している可能性が非常に高いと思います。
ちょっと自分のキャパが足りないな、と感じた時は、一旦なにかをするのをやめてから、まず明確に人から頼まれたことなのかどうか(自分が勝手にしてあげたいと思っているだけなのかどうか)をよく考えるようにしましょう。
きっと、最初に頭に思い浮かんだリストよりもなすべきことは少なくなるはずです。
現代は情報にあふれています。
敏感なHSPさんは、人よりもさらに多くの情報を得て日々を生きています。
自分のペースで楽に生きていくためには、情報を「捨てていく」「減らしていく」という練習が必要だと思います。
是非取組んでみてください。

KARAKAL(カラカル)のラケットにこだわるバドミントンプレイヤー。HSP(Highly Sensitive person)であると同時にカフェイン過敏症。
バドミントンライフの記録を中心に、HSPさんとして日々感じることなどについても記事を書きます。
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